※この記事はLink♪ここから始まるシンフォニアのネタバレを含みます。
※個人の勝手な感想・考察がふんだんに盛り込まれていますのでご注意ください。
そして夢は次のステージへ――― ということで、
あんさんぶるスターズ!の現在の時間軸最後のストーリーとなりました。
私finePなんですけど、久々の日日日先生のストーリーでもう成仏しそう。
あんさんぶるスターズ!の 地縛霊にならずに!!時空にいくぞコラ!
★ストーリー概要
新章へつづくストーリーということで、これからのアイドル達の未来についてのお話、そして現在のお話です。今後のストーリーは英智が建設したES(アンサンブルスクエア)というビルが中心になっていきます。前半はこれから所属する事務所についての話、P活動(だっけ?)の話、そしてfineの今後のお話です。後半はESのお披露目ライブの出場権をかけて、第二回DDDが開催されることに。メインストーリーのつづきであり、終わりであり、始まりの話にまとまったと思います。
★ESと事務所の話
ES・・・アンサンブルスクエアは今後のアイドル業界の要となるように英智が設立したアイドルの世界征服のための前線基地となります。今後の活動はこのビルが拠点となるようです。天祥院財閥が主体となっていますが、土地開発の障害だったり深海家の教団を解体して(これについては天祥院は絡んでいない…とのことなので三毛縞あたりがキーポイントなのかと思われる)、朱桜さんと事業提携を結び土地拝借をし、七種くんとビジネス上で土地の権利書を得たり…あれ、これ何の話?池井戸原作のドラマとかだっけ?
アイドル達は4つの事務所に配属されることになります。(尚現時点の海外組の事務所は謎)今期の卒業生やそれに関連する夢ノ咲学院の生徒が対象。
①STAR MAKER PRODUCTION・・・fine、Trickstar、守沢千秋(暫定)が所属
②Rhythm Link・・・UNDEAD、紅月が所属
③NEW DIMENSION・・・Knightsが所属
④コズミックプロダクション(?)
現時点で判明しているのはこんな感じですかね。
コズプロに関しては名称そのままでいくか、もしかしたら別の事務所名に改名しそうな気がしないでもないのと、4つの事務所の一枠に収まっているのか曖昧ですね。
千秋については英智が設立する事務所に入らないか声をかけている・・・とのことなので暫定で所属させてます。流星隊の枠にそもそも千秋がいるのか謎な部分もあり・・・?(もうすぐランウェイで判明するんですが)
knightsなんかは新入生もいるようですが1軍2軍みたいな感じで分かれているのだろうか…。だいたいは新衣装公開とともに判明すると思うので気長に待ちます。
青葉つむぎの就職先の事務所とValkyrieの所属が気になりますね~。
★日々樹渉の進路
今回のストーリーは渉の進路が要点になっていきます。
卒業後、渉がこのままアイドルを続けるのか、演者の道に進むのか。
いままで結構じらしてきてますねこの話…。
北斗の母の劇団のオーディションを受け、その劇団に所属する事になる渉。
fineを続けるのか・・・アイドルを続けるのか、
誰もはっきりとした答えを聞けないでいます。
果てになぜ天才の渉がアイドルになりたいと思ったのか、その答えは「そんなの北斗くんと同じですよ」なんですよね~。
そこで北斗は自分と同じく親がアイドルだったからか、とか考えるんですけども、
私が渉がアイドルを目指したきっかけって「寂しかったから」だと思うんです。
そしてアイドルになりたい、アイドルを続けているのは、これはストーリーでも語られていますけど「アイドルを愛しているから」なんですよね。
相変わらず出生ですとか過去の話は曖昧に描かれているんですが(まあこのあたりはだいたい本人が語っているのが真実かと思われる)、天才ゆえに高みに早く上り詰めてしまい、気づいたら己の事を理解してくれる人はいなくなり、孤独だった渉。
ですが夢ノ咲学院で零、奏汰、宗、夏目という自らと同じ立場に置かれた、世間から見ると異端の友人たちに出会い(夏目はこれに当てはまりませんが・・・どちらかというと彼は異端に憧れたただの人間でしょう)、北斗に出会い、英智とユニットを組み、桃李や友也というかわいい後輩に出会います。
同じ立場で手を取り、渉の髪の先でもいいから掴んで離してやらず追いつこうとする人々と出会えたことは渉にとっては人生において素晴らしい財産になった事でしょう。
基本的に渉は「捨てられない男」ですからね・・・。
まあ結果、渉は演劇の道も歩みつつ、fineの一員としてアイドル活動も続ける。
凡人には無理かもしれませんが、彼は「日々樹渉」なのです。
過去ストで「日々樹渉の進路は日々樹渉」といった通りの結果になったんではないでしょうか。
★英智と渉の話
ここらへんも長年消化不良だったのがストンと解決(?)して良かったです。
実際なぜ渉がfineに加入したのか・・・もとい、英智に手を差し伸べたのか。
その答えは「学院を改革していく英智に憧れたから」でした。
英智を夢中で眺めるうちに憧れ、尊敬し、自分も英智のようになりたいと望んだ渉。
ハ~エモい・・・。五奇人討伐最終戦で渉は「悪役」になります。
渉が見ていた、渉が読み取った台本では英智が正義の主人公なんですね。
演者たるもの主役に憧れて当然なんですよね・・・。
ストーリー中、渉が英智にこれは私です、と自分の仮面を手渡します。
(英智はこの時点っでは渉の真意が汲み取れないのですが・・・アホ!)
仮面舞踏会のくだりどおり、渉にとって仮面は自分の姿を隠す物ではなく、
【他人(人間)と同一になる】アイテムなんですね。
私は五奇人は怪物の皮をかぶった(被せられた)人間、そして英智は怪物になりたいという思いが強くて、果てにはほんとうに怪物になりかけている人間だと思っています。
この一年で渉はいろんな意味で怪物の皮を脱ぎ捨て【人間】になれたのだと思います。
なので仮面(今の自分自身)を英智に渡す・・・と。
いやなにこれ?もう死にそう
英智は怪物になりかけている・・・人間の出来損ないですから(言い方!)
人の気持ちがあまり理解できなく、いや己の信念を貫く為にあえて理解しようとしていないのかもしれませんが、ずいぶん遠回りしましたね。
しあわせの青い鳥、の話の例えが秀逸だと思います。
話は脱線しますが道化師のくだりも面白かったですね。
先代―つむぎから道化師の役を奪ったと話す渉。
道化師は王に仕え、多芸で王を楽しませますが、道化であるからこそ無遠慮な発言も許されています。秩序の存在である王に仕える道化。秩序の内側にありながらその秩序を否定する・・・存在かと思います。
しかし物語の世界線からは一歩外れた存在でもあるのかと。
そしてつむぎ(道化)は英智(王)の元を離れ、渉が退場した道化の代役としてそのポジションに収まるんですね。ですが現実問題もう渉は道化とはいえないでしょう。
なので今後どういう立ち回りになっていくのか楽しみですね?
道化のくだりについてはシェイクスピアの十二夜にでてくる道化がぴったりでしょう。
★fineの話
さて、今回のお話は返礼祭、雛鳥を終えたあとでのお話です。
返礼祭については詳細は判明していませんが(もうここまでくると詳細を語るほうが野暮な気がしてきたんですけどそれでも箱イベと美麗カードが見たいよ私)
スタフェスを通して英智と距離を縮められたと思っていた桃李ですが、そんなに話はうまくいかないようで・・・。まあそれも英智が桃李のことを愛して慈しんで可愛がっているからなんですけども・・・もどかしかったですね!?
でも私英智の気持ちもわかるのよ・・・。別に認めていないわけじゃないけどいつまでもかわいい後輩はかわいいし悩ませたくない気持ちもわかります。
なのでトリスタ本当にありがとーーーーって思いました。
でも私も桃李ちゃんと同じくfine最強って思ってるから!!!
英智がfine解散させるとかいうからその時点でガチ泣きした私ですが、
まあ正直fineに渉が加入した時点で物語の歯車が違う方向に動きはじめたのであって、
最初は英智にとってのfineは後々振り返るだけの青春であったはずです。
なので、英智にとって、渉にとって、弓弦にとって、桃李にとって、fineが手放したくない愛しい存在になったことを本当に嬉しく思います。
fine…は音楽用語では終わりを意味する言葉ですが、英語では素晴らしい、素敵な、という意味です。彼らにとっての明日が素晴らしいものになりますように。
★トリスタの話
今回はトリスタの出番はすくなめ・・・ですがその名の通り、物語を良い意味で引っ掻き回す存在になってくれたと思います。
DDD2回戦とかそんなのアツイじゃん・・・。
正直メインストーリーの結末はどうにも尻切れトンボというか、不完全燃焼な感じがしていたのですが、fineだけでなくそれはトリスタも同じだったということで。
一年を通して、彼らの精神的な成長も感じられるストーリーだったと思います。
特に最後のスバルの台詞がいいよね・・・。
今の私の携帯の待ちうけだよ
なんだかたくさん書きすぎたのでこの辺で・・・。
普段finePで渉推してるんだけど、推してるからこそあまり感想とか考察とか
書きたくなくて、ただのいちファンでありたいと思っているので、
しばらくはfineの記事は書かないと思う!これからも!
とりあえずランウェイがしぬほどたのしみ…
明日流星隊の行く末がはっきりする・・・!!!!